海老原諭ウェブサイト

売掛帳・売掛金元帳

売掛帳うりかけちょう売掛金元帳うりかけきんもとちょうとは、売掛金の発生・回収の状況を得意先ごとに記録できるようにした会計帳簿です。売掛帳は、いわゆる簡易帳簿のひとつであり、売掛帳単独で利用されることが前提となっています。一方、売掛金元帳は、会計帳簿への記録を複式簿記で行っている場合に利用されるものであり、単独でも利用できますが、総勘定元帳と相互に記録を照合することができるように様式が工夫されています。どちらも得意先ごとに記録を分けて行うことができるというところに特徴があります。

売掛帳、売掛金金元帳ともに、3つの金額欄がありますが、残高金額欄(借/貸欄を含む)の有無や、返品や値引き・割戻しがあったときの記録の方法にも違いがあります。