日商簿記検定試験(2級・3級)CBT(ネット試験)の詳細が発表されました

簿記
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2020年11月20日,日本商工会議所より簿記検定(2級・3級)のCBT(ネット試験)の申込方法および施行開始日について発表がありました。

ページが見つかりませんでした | 商工会議所の検定試験

先行受付と通常受付

CBT初回となる今回は,第156回日商簿記検定試験(統一試験)の申込みができなかった人を対象とした先行受付をまず行ったうえで(11月24日11時〜11月26日17時),その後にその他の受験者を対象とした受付(通常受付)が行われるという2段階の申込方式になっています。

申込みはインターネット経由で行うことになります。従来のように商工会議所の窓口での受付ではありませんので,上記の日本商工会議所のウェブサイトからリンクをたどって申し込みをしてください。

2020年11月30日,通常試験についても受付が開始されました。

試験日

CBT方式での試験は,3級が2020年12月14日から,2級が2020年12月21日からとなっています。試験は随時行われますので,従来の統一試験のように全国一律の試験日は設けられません(テストセンターにより異なるため,テストセンターからの連絡を待つ形になります)。

試験会場

試験は,テストセンター試験を請け負うCBT-Solutions社が開設する試験会場に置いて行われます。日本商工会議所のウェブサイトでは開催都市しか示されていませんが,CBT-Solutionsのウェブサイトでは具体的な会場と地図のリストが掲載されていますので,具体的な場所については同社のサイトを参照するとよいでしょう。

テストセンター | CBT-Solutions CBT/PBT試験 受験者ポータルサイト

ただし,CBT-Solutionsのウェブサイトで公表されているテストセンターのうち,どの会場が日商簿記検定試験の試験会場となるかは明らかにされていません。すべてのテストセンターが試験会場になるわけではありませんので注意してください。

試験内容・問題構成

日本商工会議所は,2021年より統一試験方式で行う試験についても試験時間を短縮することを発表していますが(3級60分,2級90分),12月から実施されるCBTはこの2021年度以降の試験を先行して(前倒しで)実施する形になります。従来の120分で行われていた試験内容・問題構成とは異なる形での出題になりますので,こちらも注意が必要です。

なお,2021年2月には,当初の予定通り,従来形式の筆記試験も実施される予定です。2021年6月からは,統一試験についても筆記試験もCBTと同様の試験形式・試験時間となりますので,従来型の学習をすでにはじめている場合,残念ながら合格できなかった場合などは,解き慣れた形式で受験することを考えてみるのもよいでしょう(2月の試験がラスト・チャンスになります)。

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