売上帳

簿記

売上帳の限界をカバーする新たな「契約元帳」が必要

日商簿記検定では、これまで定期的に補助簿選択問題が出題されていました。補助簿選択問題とは、ある取引について、記録が行われるすべての補助簿を選択させる(○をつけさせる)問題で、現金出納帳、当座預金出納帳、売掛金元帳、買掛金元帳、受取手形記入帳、支払手形記入帳、売上帳、仕入帳および商品有高帳が選択肢として出されるというのがほぼ「お決まり」でした。しかし、「収益認識に関する会計基準」が全面適用となったことにより、収益の認識基準が変わってしまったこともあり、従来の形で売上帳を作成する...