小口現金

簿記

小口現金出納帳への記録

この記事では、小口現金の出納管理に利用される小口現金出納帳への記録方法について説明します。小口現金係(用度係)は、経理部門以外の部門に所属しており、必ずしも簿記の知識があるわけではありません。このため、小口現金係(用度係)に対しては、通常、経理部門から報告専用のフォーマットが手渡され、そのフォーマットに必要な記録を行っていくことになります、小口現金出納帳は、ここで経理部門から小口現金係(用度係)に手渡されるフォーマットのひとつです。小口現金出納帳の様式小口現金出納帳の記入欄は...
簿記

小口現金の処理

この記事では、小口現金制度を採用している企業が行うべき仕訳について説明していきます。小口現金制度を採用している場合、原則として、①小口現金係(用度係)に小口現金を渡したとき(当初支給・補充)と、②小口現金係(用度係)からその使用明細について報告を受けたときの2つのタイミングで仕訳を行う必要があります。小口現金とは現金は、非常に使い勝手が良く、かつ、簡単に持ち運びができるものであるため、盗難や窃盗(外部者だけでなく内部者からを含む)を予防するためにも厳格な管理が必要とされます。...