
消耗品の処理②(簡便な処理)
消耗品の処理にあたっては、購入した消耗品は資産の勘定である消耗品勘定に、消費した消耗品は費用の勘定である消耗品費勘定に、といったように消費されたか消費されていないかをしっかりと分けて記録することが理想的です。しかし、消耗品は企業のいたるところで使用されているため、どれだけ消費されているかを把握することは簡単ではありません。このため、今日の簿記では、企業に対して無理に理想を押し付けるのではなく、これに代わる簡便な処理を認めています。これからこの記事で紹介していく簡便な処理が認め...