
給料手当の処理①(社会保険料の前納・後納)
従業員に対して給料や各種の手当を支払うにあたっては、その給料・手当の金額から、社会保険料および従業員の所得に対して課される税(所得税・住民税)に相当する金額を天引きする必要があります。この記事では、社会保険料の処理についてみていきます。社会保険料とは、健康保険、介護保険(40歳以上のみ)、年金保険、雇用保険(失業等給付、育児休業給付)および労災保険に係る保険料のことをいい、このうち、労災保険以外の4種の保険料が従業員の給料から天引きされます。ただし、いずれの保険料も労使(雇用...