
給料手当の処理②(所得税・住民税)
従業員に対して給料・手当を支給する場合、社会保険料に加えて、従業員の所得に対して課せられる所得税・住民税を天引きすることが必要となります。所得税も、住民税も、本来であれば、給与所得を得る従業員が自ら申告、納付しなければならないものです。しかし、わが国では、税金の納付漏れを防ぐため、給与所得者については、企業(雇用者)が従業員に対して支給する給料・手当の額からこれらの税額を天引きし、従業員の代わりに申告、納付を行うこととなっています。給料手当から天引きすべき金額の決定従業員に対...