給料手当

簿記

給料手当の処理②(所得税・住民税)

従業員に対して給料・手当を支給する場合、社会保険料に加えて、従業員の所得に対して課せられる所得税・住民税を天引きすることが必要となります。所得税も、住民税も、本来であれば、給与所得を得る従業員が自ら申告、納付しなければならないものです。しかし、わが国では、税金の納付漏れを防ぐため、給与所得者については、企業(雇用者)が従業員に対して支給する給料・手当の額からこれらの税額を天引きし、従業員の代わりに申告、納付を行うこととなっています。給料手当から天引きすべき金額の決定従業員に対...
簿記

給料手当の処理①(社会保険料の前納・後納)

従業員に対して給料や各種の手当を支払うにあたっては、その給料・手当の金額から、社会保険料および従業員の所得に対して課される税(所得税・住民税)に相当する金額を天引きする必要があります。この記事では、社会保険料の処理についてみていきます。社会保険料とは、健康保険、介護保険(40歳以上のみ)、年金保険、雇用保険(失業等給付、育児休業給付)および労災保険に係る保険料のことをいい、このうち、労災保険以外の4種の保険料が従業員の給料から天引きされます。ただし、いずれの保険料も労使(雇用...